防災グッズに必ず入っている軍手ですが、瓦礫を扱うときには万全とは言えません。
いざという時に役立つように、耐熱・防刃に優れたグローブを持っていると安心です。
グローブの利用シーンと、用途別のグローブをご紹介します。
- ゴム張り
- 耐熱
- 耐刃
軍手の利用シーン
防災グッズに入っている軍手は様々なシーンで利用できます。
- 防寒用として使う
- 軽作業の際に手を保護するために使う
- 瓦礫や障害物をどかす時に使う
ココで注意したいのが、瓦礫や障害物などを扱うハードな作業には、綿素材の軍手では役に立たたない可能性があります。
- 折れてトゲが立っている木材を触ったり
- 燃えて熱を持った瓦礫をかきわけたり
- 鋭利なガラスの破片を扱ったり
本当に必要な時に手が出せない…。という状況に陥らないために、耐熱・防刃に優れたグローブも持っておくと良いです。
もちろん、軍手もあると便利です。軽作業や防寒対策で役立ちます。こちらは、家族分と予備を持っておくと良いです。
グリップ力があり摩耗に強い「ゴム張りのグローブ」
手のひらと指先がゴムで覆われているゴム張りの手袋なら、グリップ力に優れ、摩耗にも強いです。軍手より役に立ちます。
ただし、ゴムは熱に強いわけではないので注意が必要です。熱いものを触ると、熱で溶けて皮膚にまとわりついて火傷につながります。
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熱いものを扱わなければ実用的です。値段もお手頃なのが嬉しいポイントです。
耐熱性に優れる「アラミド繊維」なら火事場で役立つ
アラミド繊維は、熱伝導率が綿の3分の1。熱に強いグローブです。商品によって繊維の含有率や織り方が違ったりしますが、耐熱温度は最高 500℃が目安。また、シリコンが活着されていてグリップ力を高めているものが多いです。
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価格は1,500円前後です。
これらの商品は熱に強いのがポイントです。アウトドアをする方ならBBQやキャンプでも使えます。
「スペクトラ繊維」は耐刃、耐磨耗性が高い
鉄の10倍、アラミド繊維の1.4倍以上の強度があるハイテク素材の「スペクトラ繊維」。この繊維で作られたグローブなら、瓦礫や障害物をかき分けるのに最適です。スペクトラ繊維は、最先端のハイテク素材!そう聞くと、男心をくすぐられます♪
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まとめ
グローブには、様々な用途のものがあります。
- 軍手はハードな作業に向いていない
- コストを重視するならゴム張りのグローブ
- 耐熱性を重視するならアラミド繊維
- 防刃性を重視するならスペクトラ繊維
防災用には、耐熱性、防刃性に優れた商品を持っていると、火事場での救出作業や、瓦礫を取り扱う時に役立ちます。
軍手も、軽作業用や防寒対策として役立つので持っておくと良いです。買い合わせで送料が無料にできれば、100均(3双)で買うのと変わらないですね。